農業を行う人が年々減少傾向にある日本にとって、農地が空き地になるケースが増えています。では、空き地になってしまった農地の活用法というのはないのでしょうか? 空き地になったのなら宅地にしてしまえばよいじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、農地を宅地に変えるには想像以上に難しい手続きが必要になります。農地を宅地に変更する場合、市街化区域内であれば転用の届け出をするだけで変更が可能なのですが、厄介なのは市街化調整区域、農業振興区域内にある農地です。 これらの地域に該当する農地を宅地に変更する場合、年に四回ある農振解除手続きを申請して許可を得なくてはいけませんし、申請が通るかどうかは分かりません。その他にも難しい法律などがあり、手続きをせずに無断で宅地として利用した場合、罰金刑や国や自治体が元通りに戻させる権利などがあります。 土地を購入する場合、農地で安く販売されているものは利用が難しい形状の土地化、こういった市街化調整区域などに属するものが多いです。 ただし、両親など家族が所有している農地であれば、一定の手続きをすれば家族に限り宅地として利用可能なケースもあります。上下水道を引いたりなど普通に宅地を購入するよりも高くついてしまう場合もあるので注意が必要ですが、差し引きしてプラスになるのであれば、利用する価値は十分ありますね。